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愛車とパートナーとのサスティナビリティサポート | "M"ethodology

2025/3/28更新 プロショップやディーラーでは解決できなかった、愛車の"トラブルシューティング" と"コンピュータ(ECU/DME)チューニング" の悩みを解消し、愛車と過ごす最高の気持ちよさを得るサポートを行っています。 時間に余裕を持ち、一つ一つ丁寧に対処していくことで、結果的に早く低コストで悩みを解決できると確信しています。 過去に、エラーコードをリセットしてもチェックランプが消えない問題に直面した時、気づけば費用が100万円近くも積み上がり、パートナーとの関係悪化に輪をかけてしまった経験はありませんか? コンピュータチューニングしてもらったものの、車に乗ってみて数日後、本当に効果が出ているのか?チューニング後にエラーコードが出たが、これはチューニングのせいではないのか?チューナーの言うこんなもんですよ?は本当なのか?なんか煮え切らない気持ちになった経験はありませんか? 僕は何度もあります。笑 これらによって、信頼していたはずのプロショップさんが信頼できなくなってしまい、心がモヤモヤザワザワしました。 ドライブ中、思考が持っていかれてしまい、せっかくのパートナーとのデートや愛車とのドライブに集中できないんです。 もうこんなことで、愛車やパートナーと楽しむかけがえの無い時間を無駄にするのはやめたいと、心底思いました。 いつも後で思ったのは、ちゃんと自分でも問題に向き合い、一つ一つ丁寧に、しかもトラブル解決すら楽しんでしまえれば、どんなにお得だったか.. どう考えてもかかった費用を1/3以下に抑えられた... 今変える必要のないパーツを変えてしまい、愛車の生涯コストが嵩んでしまった.. 急がば回れって、言葉がこんなにもピッタリな事象ってホントにあるんだなと、何度も思いました。笑 この費用を、パートナーとの旅行や子ども達とのアクティビティに使えたら、どんなに良かったか。 一緒に車で出掛けて、どんなに良い思い出が作れたか。 さらに、感謝されたか。 そして、家族が笑顔で満足している顔を愛車の運転席から眺められて、どれだけ自分が幸...

愛車に永く乗る為に、妻の納得を引き出した話

子供とM3が一緒に写っている写真

僕は憧れのM3に乗る為に、最も高い壁だった”妻の納得”を得られました。

30年乗る+浮気防止策で乗り越える事ができました。

子どもができたとき、妻からスポーツカーに乗りつづけたいならお小遣いの範囲でやってと言われました。

そんな無茶な。笑

家計から出してもらう為に、ファミリーカーと比べてどうか、というデータを出しました。

以前乗っていたS2000は、ヴィンテージカーになる過程を楽しみたくて、一生乗るつもりで買った車でした。

スポーツカーは僕のアイデンティティです。(無いと気が狂っってしまいます。)

S2000に代わってM3に僕の意志を継いでもらうことにしました。

でも自分の想いばかりを妻に伝えても、いいよとは言ってもらえません。

なので、妻にも良い体験(メリット)を提供できないかという視点でプレゼンを試みました。

妻に強い想いを伝える


"M3"という文化に、家族のドライブ体験を紐付けていきたい。

語呂のよい”エムスリー(M3)”という呼び名、BMWという社会認知性との相乗効果で、思い出が体験として残りやすい。

モノを大切にする事の美しさを子どもたちに伝えたい。

そのツールとしてM3は最適だという想いを伝えました。

最終的には浮気防止の為に、好きな事をさせるという理由でOKが出ました。

僕の熱い想いはどうやら熱苦しいだけのようでした。笑

この時点で説得は完了しているのですが、以下に書くことの塵積で、最終的に納得してもらえたと思っています。


30年は乗るという約束


30年というのは、僕が定年退職を迎えるのがちょうどそのくらいです。

そこまで乗るのであれば、納得してもらえると見込んでの設定しました。

もちろん乗れる限り乗りたい、という僕の想いも固いです。

一般的には車は、10年に1回、走行10万kmで買い替え、と言われています。

買い替えるより乗り続けた方が、費用を抑えられると示せればいいと考えました。

ファイナンシャルプランナーさんに相談した所、定年までに車を3回買い換える場合の総額は、2000〜2400万円が一般的だと教えて頂きました。

M3を乗り続けた場合、を自分で試算してみると総額1400〜1700万円くらいでした。

これを示した所、妻はお金の面については納得してくれました。


30年も保つのか?を示した


タクシーは20万〜50万キロ走行は当たり前だそうです。

海外でも20万〜30万キロ乗るのが普通だそうです。

前職でプラントメンテナンスエンジニアをしていた時、機械がノーメンテで30年以上動いているのを、実際に目の当たりにしています。

我が家の場合、30年で20万〜30万キロだろう、と話合いました。

すでに10万キロ走行の中古車を購入したとして、年間5000キロ走行だとすると、ちょうどそのくらいです。

妻に安心を与える根拠としては、これで十分でした。


2ドアとの付き合い方を、妻と一緒に考えた


後部座席に座る時、前の座席を倒す操作がどれだけ面倒か。

そのイメージが全くない妻には、不便さだけが先入観でありました。

どのくらいめんどくさいか、30年間という人生でどのくらい付き合わなければならないか、一緒に考えました。

M3は、後部座席も大人がゆとりを持って座れます。

そもそも妻は後部座席に座るのか?いや、助手席です。

この問題はこれで解決です。

ちゃんと言葉に出した事で、納得感を与えました。

子どもが3人以上になってしまった場合、その場合は乗り換えか増車すると割り切りました。


M3の後部座席にチャイルドシートを装着した写真


次に、チャイルドシートに子どもを乗せるのが大変だ、という話になりました。

大変なのは、子どもが産まれてから4〜5年だろうと。

その間、僕が責任持って子どもの乗り降りを、全面サポートする事で決着しました。

子どもが思春期に入った頃、おおよそ15年後はどうだろうか。

一緒に出かけてくれる事も少なくなるだろうし、家族全員で移動する事も減るだろう、それに伴って座席を倒す操作も減るだろう、と話しました。

子どもたちが独立したらどうか。

妻はボロ車には乗らないだろうと、笑、そんな将来の話をして楽しみました。


E46M3を購入してから4年経った今


子ども達から、”M3”に乗りたい!と言ってくれるようになり、家族に馴染んでいます。

移動中グズる事がほとんどなく、すやすや眠ったり歌ったり、談笑したりして移動を楽しんでいます。

車も大きなトラブルはなく維持できています。

僕自身も、憧れていた車に日常的に触れられ、幸せを感じています。

家族みんなでM3に乗って、買い物に出かけ、公園にも行き、旅行にも行く。

どこに行くにもM3と一緒、M3が家族コミニュケーションの良いスパイスになっています。

こんな最高の体験を先送りにしなくて良かったなと、しみじみと思います。