注目
ブレない"M"の軸
"M"を初めて9年目。2025年は大きな節目となります。ですので、これまでを振り返り、今後の"M"の在り方を具体的に記しておきたいと思います。
思い起こせば、僕は車が大嫌いな時期がありました。メンテナンスも洗車もめんどくさいし、関わってる人も目にする雑誌も、全てがかっこ悪いと思っていて、車に関連する人はまるで存在しないものであるかのように振る舞っていたこともあったと思います。
じゃあ、なぜ今車に全力で関わってるかというと、嫌いなものすらも楽しめるようになってしまえば、人生楽しい事しかないと考えたからです。
実際、嫌いなものに向き合ってみたら、最高に楽しくなって、今では車は僕の人生みたいだし、周りにもそう思われています。
この生の試行錯誤体験記が、社会が大量消費経済成長史上主義から持続可能経済成長へ大きく変わろうとしている変革期に、迷える人たちへ道標を与えられるかもしれないと思ったのが、"M"を始めたきっかけです。
年10本のコンテンツをアップするかしないかのレベルだけど、始めた時も今も変わらない軸があります。これまで、内容は技術的なことばかりで、僕の考え方とかポリシーみたいなものにはあまり触れてこなかったので、ファンの方には僕が何をしたいのか、分かりにくかったと思います。(ブログを開設した当時は、このようなことばかり書いていましたが、自信がなくて消してしまった。)
実を言うと、何年か前から生活に満足しすぎて燃え尽き症候群みたいになっていました。人生に迷っていたんです。
理由は、気づいたら、子どもの頃にイメージした将来在りたい自分に、15年は巻きで実現できていて、現実に心が追いついてなかったからでした。
6年前に、15年ぶりに会った高校の時の心の友に、子どもの頃からの目標を実現できたのに、どうしてよいか分からない、とこぼしたことがありました。
"満喫すればいいじゃん?"と言われてドキッとして、そうだよな。と思い、でもどうやって満喫すればよいか分からず、迷宮に迷い込みました。笑
本当に困りました。次にどう在りたいか、在るのか、全く想像できなかったんです。自分でも不思議な感覚でした。
頭は使って考えて、色々行動してきたんですよ。でも、その時その時の今に集中しすぎて、将来はまぁなるようになるか、とすら考えることを忘れて、盲目になっていました。盲目になっている事すら認めたくないみたいな。今となってはよくわからないプライドで凝り固まっていたと思います。
極論、まぁなんとかなるさと考えられていれば、それはもう人生バンザイだったと思うんです。
それを忘れて、目標もないままアクセルフルスロットルで駆け抜けてしまってた。(ブレーキペダルとアクセルペダル間違えてコンビニに突っ込むみたいな。もはや事故ですよね。笑)
その影響か、パワーが出ないというか、空回りするというか、やるにはやるんですけど最後の踏ん張りが効かなかったんです。そしてうまくいかないと極端にイライラして周りにぶちまけるんです。
ですがこの1年、立ち止まって、これでもかってくらい悩んで、人の助けも借りてようやく自分に戻れたと思うので、こうして"M"に関連する部分の原点を書き留め、いつでも戻れるようにしました。
ですので、このコンテンツは僕自身の為なのです。ですが、僕のサービスを受けてみようと思う方や、僕の事業に投資したいと本気で考えてくださる方にとって、有益な内容になると確信しています。
ストーリー
- 車嫌いだった原因は父親、でも好きになったきっかけも父親
- "M"を始めたのは、E46M3を購入したタイミング
- "M"が作るのはやろうと思えば全部DIYできる"心の在り方"
- 足を引っ張っていたのは僕の心の在り方
- 今できることを着々と楽しみながら進める
車嫌いだった原因は父親、でも好きになったきっかけも父親
子どもは親父の背中を見て育つ、はまさにこの事だな、としみじみ思います。
多分、これに共感してくれるオーナーさんは多いんじゃないかな。
いきなりぶっ飛んだ内容だけど、人生の軸を具体化する上では、こういったことを振り返るのはとても意味のあることだと思うので、こうして書いておきます。
僕の親父は車好きです。僕が小さい頃から僕が嫌な事を無理矢理やらせる傾向がありました。僕がまだ物心ついてない時、はっきりと記憶があるのは、チューブローラーコースターに乗せられて、高速で駆け抜けていく映像が、命の危機だったと今でもトラウマのように思い出します。
その後も、嫌なのにレーシングカートに無理やり乗せられたし、スキーもやりたくないと言ってやらされて、木に激突して死にそうになったし、料理も嫌だというのにやらされて、鉄のフライパンの付け根持って大火傷するし、昔公園にあった扇状の雲梯とか、てっぺんは落ちたら死ぬと思うくらい恐怖だったのに、出来るまで家に帰らないとか、今でもその感情がはっきりと浮かぶくらい嫌でした。当時の僕の車嫌いは、ある意味父親の全否定からくるものでした。笑
というか、父親は僕が小学生を卒業するくらいまでは、家に殆どいないし、休日たまに家にいたとしても昼過ぎまで寝ているし、起きたら知らないうちに外に出て、僕が寝た頃に帰ってくる。
夜うるせーなと思って起きたら、母と喧嘩してるし。
それでたまに遊んでくれるかと思いきや、上記のような迷惑行為をしてまた消えていく。
時代だと思うのですが、迷惑おじさん(ほぼ他人)って思ってました。(もともと喫茶店を経営していたのですが、うまくいかなくなって畳んでから、職を転々としていたのです。)
僕が小学生高学年になる頃だったかな。産業廃棄物処理業者の社員として続けるようになってきた頃から、父との関わりは増えていきました。
迷惑行為は変わらないのですが、まぁ父なりに何かしてくれようとしてるんだなというのは伝わりました。
あと、当時、僕が乳児の頃から患っているアトピーが年々酷くなっていて、この時がピークだったように思います。
アトピーになった原因は、両親曰く、喫茶店を畳んだ後お金がなくて、一時的に衛生環境が良くない部屋を間借りしたことがあり、その時に突然発症したんだそうです。アレルギー性鼻炎、喘息、アトピーと当時の現代病をフルで患っていました。
それに負い目を感じていたんでしょうね。
良い治療方法を調べたり、聞き回ったりしてくれて、仕事のつながりで教えてもらった皮膚科に掛かることになりました。
車で片道1時間半だったかな。毎回親父と車で通い、親父が延々と喋っていたのを聞いていました。
2ヶ月に1回の通院を3〜4年は続けた気がします。
最初はすごい苦痛だったんですよ。それは覚えてます。すごく嫌だったけど、そのお医者さんの処方がものすごく効いて、アトピーが2ヶ月でみるみる良くなりました(魔法かと思った)。背に腹は変えられないと思い、毎回長くて苦痛な話に付き合ったと思います。(このおかげで聞き上手になったと思います。)
あまりにも苦痛すぎて、自分の為になるように考え方を変えて、話を聞いてみようと思ったことが転機でした。
父の話を受け止めてみると、父の話は思ったより面白かったんです。これに気づいたのは確か中学2年生くらいの頃です。
喫茶店の経営のことを聞いてみたり、仕事を転々としてた時のことを聞いたり、家庭を壊すほどの借金をした理由や、その中でしていた悪さのことも聞いたり、色々正直に答えてくれたので、"反面教師として"とても勉強になりました。
この時以降から親父とたまにレンタルカートに行くようになったり、親父の持ってる雑誌をちょこちょこ読むようになり、眠っていた初代グランツーリスモを初めてみたり、大学に入ってから、親友に勧められてZ32を買い、友人やバイト仲間と昼夜問わずドライブに行ったり、サーキットを走ってみたり、改造して走って、新しい出会いがあって、恋愛して、仕事を自分で選べるようになり、S2000を買い、結婚してこどもが産まれてE46M3に買い換え.. 山梨県北杜市に移住して起業して...
親父と車の中で過ごした時間は、間違いなく僕の人生の転機になったし、以降の僕の出会いも全部車に関連していたと思います。
妻と初めてマッチングアプリで会話したのも、2015年1月1日の夜中、当時の職場の先輩の実家(九州)へ、横浜から下道で向かっている途中でした。(フルバケ、ロールケージ付きS2000で)
後述する、僕の2つの事業を一緒になって開発してくれているパートナーたちも、車がきっかけで深く繋がることができました。
30年以上の繋がりのある親友も、車つながりだしね。
"M"を始めたのは、E46M3を購入したタイミング
純粋に、憧れていたE46M3に乗れるようになった幸せをシェアしたかった、というのが一番でした。どこでどうシェアしていこうかと考えている時、ついでに面白いことができないかと考えたのが次のようなことです。
1台を極めて収益化するって誰もやってないから面白いのでは?
E46M3の維持費やチューニング費用を生活費と切り離して稼げるようにできたら面白いのでは?
まずこれを思いつきました。
さらにこの時、僕はごみ焼却プラントメーカーで、整備履歴を世界で共有化して、エンドユーザー(プラントの使用者)のプラントの維持費をさげ、他の事業投資に回せるようになるプラットフォームを企画し、会社から出資を受けて開発をしていました。
ごみ焼却プラントでうまくいったら、他の業界へ転用したいと考えていたので、自動車整備はどうかなと考えました。
(これが僕がやっているTSUNAGIサービスなのですが、機能的ノウハウを全て注ぎ込んだ割にアプリ単体はうまくいっていません。笑 後述するコーチングサービスの運用ツールとして展開しようと考えています。)
そしてもう一つが、車を持続可能燃料に対応できるようコンバートして、乗り続けられるようにしたら、もっと面白いだろうなと考えました。
合成燃料は開発が進んでいたし、エンジン需要はスペシャリティカーやスーパーカーなど希少車で、少なくとも残り続けると感覚的に考えていました。
合成燃料が普及するかどうかわからないけど、水素やエタノール、メタンとか、色々代替燃料はあって、僕の予想では、既存のガソリン普通車はエタノールだろうなと考えました。
技術は概ね収束しているから、あとはエタノールのサプライチェーンの問題だから、僕にはどうしよもできないし、その時がくればそうなるから時間の問題かなと考えていました。
(ですが今、このサプライチェーン構築を、僕の事業の1つにしています。)
その時、課題として残るのは既存車のコンピュータチューニングだろうなって考えました。
調べても情報がほとんどないし、できる人も限られていて、途方に暮れました。
だからコンピュータチューニングを学ぼうと思って、いつの間にか自在にできるようになリました。笑
あとはエンジンオーバーホールもできるようになって、内部点検や部品の交換もできるようになると持続可能かなって考えました。
部品も作りたいと思ったけど、金属パーツやガスケットの生産ができるイメージなかったから将来的にできればいいなと考えました。
とりあえずこれに向かって走り続けようと思って"M"を始めました。
あ、気づけばE46M3の維持費はとっくに稼げるようになっていました。笑
あれしたい、これしたいの未来しか見えて無かった..笑
"M"が作るのはやろうと思えば全部DIYできる"心の在り方"
既存のサプライチェーンを拒否している訳ではありません。
積極的に助けてもらいたいです。
単純に、最後の最後は自分でなんとかできる状態で在り続けたいということです。
これを実現するには、自分がどんな状態だと満足できるか、を具体的に知っていることが一番必要だと学びました。
僕の場合は、開発したいアイデアがとめどなく出てくるので、今作れるものを作り切るまで行動できる状態に在ることが理想の状態です。
もう少し具体的に表現するなら、この状態を維持・発展させる為に、必要なモノ(情報、ネットワーク、スキルなど)がどこにあって、どうすれば手に入るかを認識し、動こうと思えばすぐに動ける状態で在ることです。
今この段階で言えば、会社の管理の仕事は一切なく、また僕のやっていることに家族の理解があり、自分が必要だと思う時間を自分で確保できるよう、家族や仲間の理解を得られ、今この場に集中できる状態のことです。
会社の中ではこの環境構築ができました。
ただ、よりプライベートに踏み込んだ家庭ではうまくできなかったんです。
自分の弱い部分の感情が"むき出しになる"場でのコントロールができなかったんです。
要するに、自分の弱い部分を自分で認めることができず、隠していた(虚栄を張っていた)んです。
自己否定していたんです。
結論、自分の心の在り方(自信)の問題なんですよね。
自信というのは、全てのモノや道具、お金などを所有し、制約条件をクリアしていることではないと考えています。
この考え方のもと、"ガソリンエンジン車を楽しみ続ける"枠で社会を見た時に、社会に足りていないものと自分が貢献できることをすり合わせたところ、コンピューター関係の問題と、人の心の在り方に関して、情報もないし理解もされていないことに気づいたんです。
これは気持ち悪い。
あまりにも足らなすぎて、僕一人で対応し切れないから、できる人・わかっている人を増やすコーチ(コンサル)が役割だと考えています。
ですので僕がお伝えできるのは、考え方やアプローチ(行動)です。これがあれば、正直どんな理不尽な環境に置かれても、楽しく生き抜ける最強のスキルだと考えています。
ビジネスコーチングとか、恋愛/結婚コーチング、パートナーシップコーチング、キャリアアップコーチングとかさまざまな切り口でコーチングサービスを展開されている方がいらっしゃいます。
中身の芯は極論みんな同じかな〜。
ただ切り口が違いますね。切り口の違いのバリエーションは非常に大事だと思います。
人によって興味は違うし、興味がある分野でこそ、自分が変わり学ぼうとする意識が強くなり、払ったお金に対する見返りが最大化するものです。
なので、僕は自動車コンピュータの問題解決に切り口を絞ってサポートしたいと思います。
足を引っ張っていたのは僕の心の在り方
開発する時間を十分に確保したい!というのが僕の一番の願いです。
でも開発費用がないとできないからお金も欲しいです。笑
この2つをバランスさせるのがヒジョーに難しい。
特に、僕はブランド力の高い会社にいたし、エンジニアでもあったので、技術的難易度と提供している価格差に詐欺的な嫌悪感を抱いていました。
儲けすぎることを悪だと思い込んでいました。
1ヶ月前までの自分がこれです。
こう考えている方がバカだし、社会のことを全くわかってないクソバカだったんです。
大嫌いだった、マーケティングの本や儲けの本もたくさん読んで、儲けてよいという表現は何度も目にしていましたが、胸糞悪いと本を閉じていました。
前職を退職する前、一時的にブランド部門(マーケティング部門)にいたのですが、胸糞悪くてゲロ吐きそになりながら、毎日朝まで働いていました。
今思えば、こんな僕こそが胸糞悪いゲロそのものだったんです。
会社員時代はやっぱり楽だったんです。会社に所属していると、採用フィルターを通り抜けているわけだし、人としての信頼感がそもそも高いんです。組織内で信頼されている人を味方につければ、お金も付きやすい。しかも責任なんてあって無いようなものだし。笑
でも、会社員としてエンドユーザーに価値のあるものを作ろうとすると、邪魔される。というか阻止される。理由は会社が儲からなくなるから。
しっかりと会社の儲けを考えなかった。会社が持続的に経営していくために必要なことを全く考えられていなかった。
独立してからは、信頼は全部自分だし、ゼロから積み上げるって難しいし。長期的な経営に何が必要か考えられなかったし。考えることを拒否していた。いいものさえ作れば勝手に売れることしか見てなかったんです。それを戦略だと自分に虚栄を張っていたんです。
製品や商品を受け取ったお客様の気持ちや人生もそうですが、自分のことを一番考えていなかった。
そして自分のことがよくわかっていなかった、という落とし穴。
昨年は独立後、信頼を得るのにどうしたら良いか、に一番悩んだ1年でした。
特に、独立後、経済的不安を一番感じる妻との関係に非常に悩みました。
メンタルコーチに相談に乗ってもらったりもして、やっと抜けられた気がします。
そう。僕はやっぱり自信がなかったんです。自信はあると思ってたんですけど、それが虚栄だと気づけなかった。だから経歴をひけらかすような表現を多くしてしまっていたし、お金をたくさん頂くことを悪いことだと決めつけていました。
だから、僕の時間が奪われたり、金の入りが悪いような状況を自分で引き寄せてしまっていた。
このメンタルを入れ替え、再スタートを切るというのが今の状態です。
だから今後は、僕が何かを提供するという一方通行ではなく、お金も技術も知識も時間もお互いの人生が上向くような循環サイクルを作るようなイメージで取り組んでいきたいです。(今までもそのつもりだったんですけどね。僕の自信のなさが足を引っ張っていました。)
今できることを着々と楽しみながら進める
愛車のサスティナブルサポートサブスクリプション("M"ethodology)を安定化
僕が、E46M3を通じて得た人生の在り方をコーチングするサービスです。
車はなんでもいいかな。僕も何も知らない所から始めたので、8年分をぎゅと1年に凝縮してお伝えします。
オーナーさん自身が、この車となら成長していける!と強く思っているなら、そのサポートをします。
チューニングやトラブルシューティングといった難問へ向き合う中で、己の本当の望みに気づくと思います。
望みを叶えるために、大切なパートナーや仲間と関良い関係を構築する必要性を感じると思います。
良い関係を構築するために、相手は絶対変わらないので、己の心(考え方)をアップデートしないと無理ゲーと気づきます。自分が変わると周りの動きが変わって(そのように見える)、自分の思う通りに物事が進むようになる(そう感じるようになって幸せレベルが爆あがりする)というイメージです。
これって、ビジネスコーチングでも恋愛/結婚コーチング、メンタルヘルスコーチングなどさまざまな分野で結局言ってることはコレなんです。(勉強したし、実際にコーチングを受けてきて、試行錯誤して実証してきた。)
自動車チューニングを通じた人生コーチングって、もしかして世界初かな。笑
後述する事業との並行は1ヶ月1人の受注レベルならなんとかできると考えているので、これを目標にしたいと思います。これ以上はおそらく無理です。
このサービスを受けて成長してくれた人が、今度は別のオーナーさんにサービス展開して繋いでもらえたら嬉しいです。
👉 "M"ethodology | 愛車のサスティナブルサポートサブスクリプションサービスページへ
E46M3のエンジンレスポンスチューニングアプリを完成させる
僕は、ずっと愛車の性能見える化アプリ開発をめざし、その経過をブログ記事にしてきました。
汎用OBDから取れるデータでやろうとしてましたけど、難しい。
取れるデータが1秒ピッチ(荒すぎる)ことが難問です。
でもいくつかアイデアがあるので、いずれ解決できると思います。
このアプリに自動チューニング機能をつけ、Androidナビで車と対話するようにどんどん車が良くなっていく体験を作る予定でした。(このアイデアがあったから、Androidナビを選んだんです。笑)
でもそれができてない問題は、やっぱり僕の心の在り方でした。
収入が少ないことで、妻と喧嘩になり、バイトしたりスポットコンサルをやったり、職務経歴書を直したり、別の仕事を作ろうと色んな人に話を聞きに行ったりフラフラフラフラしていました。
お金の不安を考えず、この時間を使っていれば、とっくに出来ていたと思います。笑
このアプリをグローバルで適切な価格で販売していれば、お金は回収できただろうし、次の投資に回せたと思います!
E46M3のバイオエタノール運用メソドロジーを開発
アメリカやブラジルでは、何年も前からバイオエタノール混合燃料がガソリンスタンドで普通に販売されていることはご存知ですか?
既存の車も、燃料供給系統にアルミやゴム、一部の低質プラスチックを使っていなければ、燃料噴射量を少し増やすだけで対応できることもご存知ですか?
アメリカではエタノールとガソリンの混合に対応できるサブコンキットが15万円ほどで売られています。
アメリカではエタノールの混合比率を、ガソリンスタンドでE10、E15、E85と選べるようです。
ですので"FlexFuel"キットと一般的に呼ばれています。
キットが優秀なのは、エタノールの混合比率がリアルタイムで変わっても、即座に反映してくれる所です。
だからFlexと名前がついているんです。
マニアックなアメリカ人はどの混合比率が最もパワーが出るかテストをした所、概ね35%前後が定説になっています。E85にガソリンのみを追加給油して混合比率を自分で調整しているようです。笑←さすがアメリカの走り屋。
そして僕はキットを買いました。笑
なぜかというと、早くバイオエタノールでM3を走らせたいからです。
Back to the Future Part 2でドクがマーティンの家に突然訪れて、デロリアンの背面にあるポットに、ビールの水滴とバナナの皮、(アルミ缶も入れちゃったけど)などの生ごみを入れてましたよね。
当時、あんなかっこよくて空とべる車が生ごみで動くなんてと、衝撃が走ったものです。
それがE46M3というかっこよくて(飛べそうな?)車を走らせられるなんて、生きてるうちに来ないと思っていた未来がすぐ実現できるじゃん!!と興奮したものです。
日本では、2005年ごろのバイオマスニッポン戦略が打ち出され、E10(ガソリンに10%のエタノール混合)の導入が目指されましたが、今何年でしたっけ?
2024年11月11日に経済産業省から第七次エネルギー戦略が出され、その資料の一部に既存自動車へのバイオエタノールへの検討が含まれています。[経済産業省:自動車用燃料(ガソリン)へのバイオエタノールの導入拡大について]
※バイオエタノールの現状について簡単に学ぶ:アメリカ穀物協会|もっと知りたいバイオエタノール
要するに、問題が複雑でうまく行っていないということです。(この理由も別のコンテンツで説明する予定です。)
これはエタノール生産に必要な原料に対して、質量比で概ね10分の1程度しか生産できないのに、輸送や製造などににかかるエネルギーが、ガソリンを超えてしまうことが大きな問題なのです。(これも別で説明します。)
これは40年前からこんなこと言っていて、いまだに解決出来ていない問題です。
この問題に対して僕たちは、"自分が必要な分は、自分の家で自分で作ればいいじゃん"という考え方でアプローチすることにしました。
例えば、僕たちの素人実験では200kgの米糠から20Lのエタノールが素人でも作れることが分かりました。
E46M3のガソリンタンクは63Lですね。
概ねE30のフレックスフューエルができます。
製造方法は、日本酒と同じです。
問題は、エタノールと水の分離です。一般的には蒸留によって分離しますが、車の燃料として使うには、99.5%以上が推奨値らしいです。ですが、蒸留だけでは95%が物理的限界です。
これをゼオライトや膜分離法などを使って99.5%程度を達成できるのです。ゼオライトって、500gが1000円くらいで手に入りますからね。300℃くらいで乾燥させたら再利用できます。
300℃は家庭用オーブンでもいいし、自然エネルギーを使うならソーラーオーブンという手段もあります。
ということで、日本政府がもたもたしているので、僕たちはAiki Energyという会社を設立し、個人がバイオエタノールを必要な分入手し使えるようなサプライチェーン普及を行う事業を行うことにしました。
この事業を行う傍ら、E46M3向けに燃料まで自給自足してしまうメソドロジーを開発しようと思います。
今現在、日本でのエタノール製造の法的制約は、経済専業省への届出が必要なことです。(90%以下は国税庁への申請です。)エタノールを販売すると、1Lあたり990円の税金がかかります。目を疑いましたけど、既存のサプライチェーンを守る為です。
製造と使用だけなら、最初の申請15万円前後と、年1回、エタノールの生産量と使用量を報告することが義務付けられています。
あと、もう一つ忘れてはいけないのは、エタノールとガソリンの混合燃料を燃焼させるとアセトアルデヒド(発がん性物質)の発生量がガソリン比だけの燃焼と比べて10倍に増えるという論文があります。[有害物質による影響を考慮したバイオエタノールの環境影響評価]
これは問題なのかな?不都合な真実かな?そもそもガソリンでも出てるんでしょ?あまり話題になっていないですけど、論文になっています。
製品化する前は、環境影響を十分に検証し、問題であれば対処します。
E46M3のエンジンサウンドチューニングの研究を始める
僕の親友はマセラティグランスポーツに乗っています。確かフェラーリF430のV8エンジンだったかな?
でもマセラティは音が全然違いました。
車内に聞こえる音が楽器の演奏みたいで心地い。
(親友のアクセルの踏み方が下品だから、台無しだと感じたのはここだけの話。ごめんね!)
おそらく、アクセルワークで音楽を演奏するようにできるなって思ったし、自分も同乗者も気持ちよくできるなと思ったんです。
いつまでもこの車に乗ってドライブしていたい、という最高の体験を形にしたいと考えています。
密かに、さまざまなメーカーの排気音を聞き漁った中で、僕のイメージに一番近いのは、Status gruppeのマフラーとスーパースプリントのクロスパイプ、どこかのフロントパイプの組み合わせでした。イトレーでもないしサクラムでもないです。
そもそも音量が大きすぎて、それだけで下品感が出てしまいます。
おそらくニーズに合わせてるというか、出力優先だからそうなってしまうんでしょうね。
ニーズに合わせてたら芸術作品は作れないと思います。アートは問いかけです。ニーズに合わせないと、商売にならないと言われますが、それは自分が楽しんでないからです。楽しくないなら別の楽しくできることを探した方が良いと思います。
親友が音楽家でもあり、音の研究科でもあるので、彼の力を借りてフロントパイプとセンターパイプ、カーボンエアボックスの先端部分、DMEチューニングを開発したいと考えています。
パイプのレイアウトは、まずサクラムのように2→1と統合して倍音を作ります。さらにもう一度分離して、今度はタイミングをずらして統合することで、さらに倍音を作れないかということです。
要するに直6でなんちゃってV12(いや、直12か..笑)サウンドを作ろうという試みです。
スーパーフォーミュラーで赤虎だったかな?ホンダエンジン陣営が、排気ガス系統とウェイストゲート系統の排気を統合して、直4でなんちゃってV8(?直8笑)サウンドを作ろうとしているのと似た考え方です。
この開発に600万円ほど使いたいなと考えています。
何回もレイアウトを作り直して音の質を再調整することを考えると、このくらいないと納得いくものはできないかなと考えています。概ね1本30万円くらいの制作費を考えていて、他社製品との組み合わせを見たいからいくつか製品も買って組み合わせをテストしたいと思ってます。
E46M3 レストモッドパッケージの展開
これまで書いたことを1つにして、レストモッドのようなパッケージにします。
ポルシェに、シンガーというレストモッドブランドがあるのはご存知ですよね?
僕がこれを見つけたのも8年前。見た瞬間にこれやりたいなぁって思いました。
内装とかは後で考えたいですが、パートナーとの運転体験を軸に置いたコーディネートにしたいです。
その上で愛車が、自分の運転スタイルやカスタマイズに合わせて生き物(相棒)のように変化する体験ってワクワクしませんか? 逆に気持ち悪いかな? 車と人間のパートナーと自分の三角関係でそれぞれがジェラシーを抱きつつ、でも時間と共に融合して満足する感覚を提供したいです。ちょっと悩ましい感じの演出が、人間っぽくていいかなと思ってます。
しかも、ここまで書いた内容を読むと意外とすぐに実現できるような気がしませんか?
そんな気が一番強く感じているのは僕です。笑
早く実現して、この楽しみを感じ続けたいなぁ。
最終的に
E46M3で培ったノウハウを、フェラーリ"456M"か"612スカルエッティ"か"FF"かのいずれかに注ぎ込んでみたいです。(僕が所有したいわけではない。)
フェラーリサウンドってドラッグですよね?本物のV12を日常で感じたい。
最近、漫画の満州アヘンスクアッドを読みましたけど、真アヘンのようなイメージの体験を新しく作るイメージをしています。
他人の注目どうこうではなく、ただ感じたい、それだけです。
いつかな。着手できるのは僕が55歳くらいの時かな。
こう宣言しておくと、今までの人生大抵巻きで実現出来ているので、今の本当の感覚を書いておきます。